下揖保荘総鎮守 南方殿 
式内 夜比良神社
〒679-4156 兵庫県たつの市揖保町揖保上391
TEL:0791-67-8027

ACCESS MAP

夜比良神社では、お正月をはじめとする年中行事の際に 御朱印をお書きしております。

平安時代から続く神社群の魅力

式内社は、平安時代に編纂された「延喜式」に記録された、歴史ある神社群です。
この神名帳に名を連ねる神社を訪れることは、日本の古き良き伝統と文化を直接感じる貴重な体験。
平安時代の精神が息づくこれらの神社は、歴史や文化に興味を持つ人々にとって、見逃せない存在です。

式内社は、平安時代に編纂された「延喜式」に記録された、歴史ある神社群です。
この神名帳に名を連ねる神社を訪れることは、日本の古き良き伝統と文化を直接感じる貴重な体験。
平安時代の精神が息づくこれらの神社は、歴史や文化に興味を持つ人々にとって、見逃せない存在です。

夜比良神社は、日本兵庫県たつの市揖保町揖保上にある歴史深い神社です。
約1200年の長い歴史を持ち、平安時代の法令集「延喜式」に名を連ねる式内社として知られています。
この事実は、神社が古くからの重要性を持つことを示しています。

この神社は、特に鎌倉時代に成立した下揖保荘の総鎮守として、地域社会において重要な役割を果たしてきました。
夜比良神社は、この地域の守護神として深く崇敬され、地域の文化と歴史の一部となっています。

御祭神は国作大己貴命(くにつくりおおなむちのみこと)、別名で大国主命としても知られています。
この神様は、出雲の国造りに関わる神話に登場し、恋愛伝説にも関連があることから、良縁を求める人々に信仰されています。

夜比良神社は「南方殿」とも呼ばれており、播磨国一の宮である宍粟市の伊和神社(「北方殿」と呼ばれる)と対をなす存在とされています。
この神社の歴史は、伝承により、神様が北から揖保川を下り、この地に降臨したことから始まるとされています。

周辺地域は、自然や歴史の変遷によって形成されてきました。
特に、揖保川の流れの変化は、神社の位置や氏子域に影響を及ぼしました。かつては揖保川の右岸に位置していた神社ですが、河川の変化により、氏子域が左岸と右岸に分断されることになりました。

夜比良神社は、中世に播磨国を支配した赤松氏によって特別な崇敬を受けていました。
赤松氏はこの神社を守護神と見なし、様々な文化的行事や伝承に深く関わっています。

神社では、年中行事に御朱印を授与することもありますが、大々的な観光地というよりは、地元の住民や小規模な参拝者に親しまれている静かな場所です。
地域社会における精神的な支えとしての役割を今も続けており、その歴史と伝統は貴重な文化遺産として尊重されるべきです。
夜比良神社は、地元の人々にとっては、長い年月を通じて培われた信仰と共同体の象徴となっています。

PAGE TOP