夜比良神社と権現山の伝承

上古のむかし、ひと夜のうちに権現山の西北隅の揖保川に突き出でている角にあった大岩石上に八尋(やひろ)もある白い旗が立った。
人々が不思議がってこれを見に行くと「我は伊和大神なり」の声が聞こえたという。

夜比良神社の社名はこれに始まるとの伝承が残っています。

式内

神社

御祭神は、国作大己貴命様となります。

国作大己貴命(くにつくりおおなむらのみこと)とは、大国主命(おおくにぬしのみこと)と同一であり、「 播州国風土記 」では 葦原志拳乎命(あしはらしこをのみこと)と記されています。大国主命(おお

神社

夜比良神社と赤松氏

中世の播磨国を支配したのは赤松氏でした。赤松氏は下揖保荘の総鎮守である夜比良神社を守護神とし、「八尋(やひろ)の神」といい篤く崇敬し、「神式は赤松政村これを定む」と今に伝えられています。

夜比良

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